2009年9月29日火曜日

カレブ

カレブの名は「砦、硬く守る」意味です。カレブは全てを賭けるタイプのクリスチャンを象徴します。彼はヨシュア(イエス様を象徴している)と離れられない存在でした。それは主と一緒に歩み続けている人の事を示します。


カ レブは他の間者とともにヨルダン川を渡りました。そして、彼は聖霊によってヘブロン「死の場所」に引き寄せられました。感動しつつ、彼はその畏れられた山 を登り、信仰に彼の魂を満たしました。そこにはアブラハムとサラーが、イサクとヤコブも葬られています。その後、ダビデの王朝もそこから始められていま す。カレブはその場所を見て、感慨に深けました。その時からヘブロンを自分の嗣業としたいと思ったのでしょう。


カ レブは「わたし[主]に完全に従った」(民数記14:24)と記されています。最後まで揺らぎませんでした。ソロモンは老いて揺らいで、「主に全く従うこ とが出来ませんでした」と記されています。しかし、カレブにとっては85歳の時にあってもカレブは証しています。「 今もなお、モーセがわたしをつかわした日のように、健やかです。わたしの今の力は、あの時の力に劣らず、どんな働きにも、戦いにも堪えることができま す」。(ヨシュア14:11)


85 の時、カレブは大勝利得ています。「それで主があの日語られたこの山地(ヘブロン)を、どうか今、わたしにください。…」(ヨシュア14:12)「そこで ヨシュアはエフンネの子カレブを祝福し、ヘブロンを彼に与えて嗣業とさせた。こうしてヘブロンは、ケニズびとエフンネの子カレブの嗣業となって、今日に 至っている。彼が全くイスラエルの神、主に従ったからである。」(ヨシュア14:13-14)


な んと栄光に満ちた言葉でしょう。その栄光とはこれです。罪に死ぬだけでは、過去に満たし受けただけでは足りません。主にあって終わりまで成長することで す。あなたの霊的力と器量を保ち、揺らぐことなく、老いた時さえも主に全く従うことです。私達の信仰は常に増し続けなければなりません。


ヘ ブロン、カレブの領地は、「関わりのある人々」という意味です。何と関わりがあるのでしょうか。答えは「死」です。ヨルダンにおける罪に死ぬだけではな く、イエスキリストの死と復活に関わる人たちコミュニティーの中で歩むことです。アブラハムがその子を生贄として奉げ様として祭壇を築いたのもヘブロンで あって、そこにカレブとその部族が住んだのです。彼らは常に生贄を捧げる祭壇と常にかかわりを持ったのでしょう。


主に対するカレブの完全な従順はカレブの子らに聖なる灯火を与えました。二つ半の氏族の子らがどっちつかずで迷う傍ら、カレブの氏族らはますます主にあって強められたのです。