2009年8月17日月曜日

ヨナは感謝して、そして自由になりました。

ヨ ナの言葉を聞いてください。「あなたはわたしを淵の中、海のまん中に投げ入れられた。大水はわたしをめぐり、あなたの波と大波は皆、わたしの上を越えて 行った。…水がわたしをめぐって魂にまでおよび、淵はわたしを取り囲み、…わたしは地に下り、地の貫の木はいつもわたしの上にあった」。(ヨナ 2:3.-6)
 
ヨナは鯨の原の中で最悪の状態でした。彼の命は風前の灯火であり、恥、絶望、罪悪感に満たされていました 人が体験できる最も重苦しい心でした。彼は自分が神に見捨てられたと思いました。
 
こ んなどん底から彼はどう抜け出したのでしょうか。簡単に言うとその試みを通り抜けたのです。「わが魂がわたしのうちに弱っているとき、わたしは主をおぼ え、わたしの祈はあなたに至り、あなたの聖なる宮に達した。…しかしわたしは感謝の声をもって、あなたに犠牲をささげます。」(ヨナ2:7,9)
 
ヨナは救いの言葉を受けたのではありません。彼の状況は四面楚歌で、全てが暗闇でした。意識が朦朧としていました。しかし、そんな状況になった時、彼は「私は主に感謝を捧げる」と言いました。
 
彼の全ての試みの中で、ヨナは主の臨在に入り、感謝を捧げました。神は答えました。「わたしはあなたがそう言うのを待っていたのはこれである、ヨナよ。あなたはこれらの中でわたしを信じた。あなたはこの試みを通ったのである。」
 
聖 書は「主は魚にお命じになったので、魚はヨナを陸に吐き出した。」(10節)天からの一言で、大魚はヨナを海岸に吐き出しました。そして、その重荷を負っ た男はきっと浜辺をころぎ回りながら叫んだ事でしょう。「助かった。助かった」。頭の海草を取りながら踊った事でしょう-彼は既に感謝の祭壇にいたからで す。。
 
あ なたが何の術も見出さない時、感謝して下さい。主の許し-全ての過去の罪から解放-を感謝して下さい。獅子の歯から逃れさせたのを、栄光に有って新しい家 を与えた事を、全ての過去の祝福を、全ての神の約束を、神がこれからなさることについて感謝して下さい。全て感謝してください。
 
「いと高き者よ、主に感謝し、み名をほめたたえるのは、よいことです。」(詩篇92:1)
 
「 感謝のいけにえを神にささげよ。あなたの誓いをいと高き者に果せ。悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」。(詩篇50:14-15)