2008年10月1日水曜日

神様はどこに住まわれるのでしょうか

イエス様が天に昇られてから、使徒ヨハネは、栄光に満ちた素晴らしい啓示を受けました。彼は、「わたしは、都の中に神殿を見なかった。全能者である神、主と子羊とが都の神殿だからである。(中略)神の栄光が都を照らしており、子羊が都の明かりだからである」と言っています。(黙示録21:22~23)言い換えてみれば、天における唯一の神殿は、イエス様御自身だと言うことです。

神様の神殿が栄光に満ち、神様の右の座におられているなら、地上において主は、一体どこに宿られているのでしょう。神様御自身がこう、問われています。「わたしのために、どんな家を建ててくれるのか。わたしの憩いの場はどこか」と。私達は、どんな建物も神様を抱えきることが出来ないと知っています。神様は、バチカンにある聖ペテロ大聖堂にはおられません。ニューヨーク市にある聖ペテロ大聖堂にもおられません。またヨーロッパにある、どんな素晴らしい大聖堂にもおられません。パウロはアテネの町でこう、宣言しました。「世界とその中の万物を造られた神は、天地の主ですから、手で造った神殿にはお住みになりません。」(使徒行伝17:24)簡単に言うならば、私達が神様の神殿を建物に探すなら、決してそれを見つけることは出来ないということです。

主はそのお住まいを、私達の内に見つけられました。主は、御自身が創造された人間の体の内に生き、また憩ってくださるのです。パウロは、いかに神様の神殿が人の体の内にあるかを語っています。「あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。」(第一コリント人への手紙3:16)

イエス様を信じるなら、私達は神様の住まい、神殿となるのです。これは二階の広間にて、最も明確に現されました。その時聖霊が弟子達の上に下り、彼らを満たしました。そして聖められた彼らの体が、神様の住まわれる神殿になると、宣言されたのです。御霊は、彼らの罪深い肉の業を抑制し、打ち砕く助けをしてくださいました。そして勝利の人生を生きる力を与えてくださったのです。彼らの体は、人の手で造られたのではない、神様の宮となりました。

イエス様は「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む」と言われました。(ヨハネによる福音書14:23)神様が一緒に住まわれるということです。

パウロはこう言いました、「あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。」(第一コリント人への手紙6:20)すなわち、あなたは神様のものなので、神様はあなたを御自身の住まいとされたいということです。ですから、あなたの心を真理に向け、それを受け入れることで、神様に栄光を捧げましょう。