2008年8月20日水曜日

悔い改めを宣べ伝える

イエス様は、「わたしの教会は、恥じることなく、開かれた、悔い改めの場所である」と宣言されました。事実、使徒パウロは、こう証言しています。「『御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。』これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活されたと信じるなら、あなたは救われるからです。

実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。聖書にも、『主を信じる者は、だれも失望することがない』と書いてあります。」(ローマ人への手紙10:8~11)

簡単に言うならば、私たちは公に悔い改めることで、救いにあずかることが出来るのです。イエス様は、「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」と言われました。(マタイによる福音書9:13)そしてイエス様は、悔い改めることによって、私たちは癒され、健康を回復することが出来るのだと言われました。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」(ルカによる福音書5:31~32)

これは素晴らしい福音です。イエス様は私たちに、「わたしの教会では、誰もが悔い改めによって癒されます。あなたが誰であるか、すなわち、肉体的に病んでいるのか、精神的に病んでいるのか、霊的に病んでいるのか、全く関係がないということです。誰もが同じ様に、わたしのところに来なければなりません。そして誰もが悔い改めによって、癒しを見つけることが出来るのです」と語って下さっています。

どれだけの教会が今も、心砕かれた人々に招きをし、悔い改めを勧めているでしょうか。どれだけの牧師が、招きを施すという、この非常に重要な霊的な働きを、止めてしまっているでしょうか。どれだけの信者が、罪を告白することの必要性を忘れてしまっているでしょうか。

キリストの福音で、中心的なメッセージとは何でしょう。彼は4つの福音書を通して、それを非常に明確にしています。イエス様は「これが、わたしの教会で語っていることです。これが全ての罪人に対してのメッセージです」と言っておられます。

「イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、『時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい』と言われた。」(マルコによる福音書1:14~15)これが、記録されている、イエス様の最初のメッセージです。彼は悔い改めを宣べ伝えられたのです。

クリスチャンの中には、これを極端な表現だと思う人がいるかも知れません。彼らは「イエス様が悔い改めを語られたのは、分かりました。でも一体どれだけ強くそれを語られたのでしょうか」と思うことでしょう。ルカは彼の福音書の中で、この質問に対する答えを記しています。イエス様は会衆に対して、こう言われました。「あなたがたも悔い改めなければ、皆同じ様に滅びる。」(ルカによる福音書13:5)