2008年8月1日金曜日

ハゲタカを追い払う

創世記15章で、神様はアブラハムと素晴らしい契約を結ばれました。神様は彼に、雌牛と雌山羊を用意し、それらを二つに切り裂くようにと命じられました。さらにアブラハムは、山鳩と鳩を互いに向かい合わせて地面に置かねばなりませんでした。アブラハムが、血を滴らせたいけにえを命じられた通りに用意する中、ハゲタカがこれらの死体を狙って降りてきました。突然、アブラハムは彼を取り巻く恐ろしい暗闇を感じました。その暗闇とは何だったのでしょうか。それはサタンの狼狽でした。

あなたがイエス様に人生を捧げ、神様の約束がすべてあなたのものとされるのを見て、サタンはどう反応すると思いますか。悪魔は嫉妬に満ちて激怒するでしょう。そしてあなたがどこまでも主に従うと固く決心するのを見る時、悪魔に残された反応はたった一つ、それは地獄中がパニックに陥ることです。

ハゲタカがやって来た時、アブラハムはどうしたでしょうか。聖書は、彼がハゲタカを追い払ったと記しています。同様に、主は私たちを脅かすハゲタカをどう扱ったら良いか、その方法を示して下さっています。私たちには戦いに必要な武具が既に与えられているので、悪魔の攻撃を恐れる必要がありません。

戸惑いや神様に対する疑いの声が、私にささやきかける時はいつも、私はそれらを愛する主について知っていることと照らし合わせてみます。その瞬間の感情だけを元に、どんな考えも正しいと受け入れることは出来ません。それらはイエス様の私に対する約束や、イエス様が私のために勝ち取って下さった勝利と照らし合わされなければなりません。

簡単に言うなら、もし非難に満ちた思いが生まれるなら、また、もしそれらの思いが疑いや恐れを引き起こしたり、責めたり、拒否感を引き起こしたりするのであれば、それらは神様から来るものではないと分かります。私たちは、その様な恐ろしい考えが生まれることに対して、心構えをしておかねばなりません。主なるイエス様でさえ、荒野で試みに遭われた時に、悪魔からのこのような考えにさらされねばなりませんでした。

ハゲタカが自己批判や自己不信をもってあなたに襲い掛かる時、神様の御言葉をもってハゲタカを追い払うのです。主があなたに捧げる様命じられたいけにえは、神様にとって喜ばしいものであり、神様は必ずそれを祝福して下さいます。