2011年1月3日月曜日

三つの事をしなさい

試みの中でイスラエルの民に神が仰せられました。「恐れるな。立って主の救いを見よ。」そして、「私はあなたの為に戦う。あなたは黙して、平安でい よう。全てを我が手に委ねよ。私は見えざる次元で働き、統べ治めている。だから、慌てるな。私が悪魔と戦う。戦いは最早あなたのではない。」(出エジプト 14:13-14参照)

暗闇が、彼らがいる場所を覆います。イスラエルの暗い嵐の夜の始まりです。しかし、それは神の御手の業の始でもあります。神は民と民の仇の間に守護天使を送りました。私は神を愛し、恐れる者らの周りに守る天使を今でも送って下さっていると信じています。

主は神の雲を動かし、導きとしました。その雲は突如民の前から民の後ろ側に置かれエジプト人の前に憚る真っ暗な壁となりました。反対側は雲は夜もすがらイスラエルに神の光を与えました。(出エジプト14:20)

パラオの軍隊は暗闇にいましたが、彼らは声を上げる事は出来ました。夜通し、偽り、脅し続けました。この夜通しの虚言はイスラエル人を悩ましました。しかし、どれだけ仇が彼らを脅したとしても、天使が守って、神はその民に危機を通り抜けさせると約束します。

聖徒の皆さん、もしあなたが血で贖われた神の子であるなら、神はあなたと悪魔の間に戦闘する天使を置いてくださいます。イスラエルに言ったように神 はあなたに言います。「おそれるな。立ってわたしの救いを信じなさい。」サタンは悪しき計略で向かってくるかも知れませんが、嵐が吹き荒れる暗い夜のどん な時でもあなたの敵はあなたを破壊決してできません。

「モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。」(出エジプト14:21)

ここで使われている風とは、ヘブライ語で「強い吐く息」という意味があります。このことは神が息を吹き、水が壁を作ったと意味しています。イスラエ ル人の幕屋はその風が吹いた時、きっと揺れたでしょう。何故神は一語とで状況を静められる時、夜もすがらイスラエルが嵐の夜を堪えさせたのでしょうか。

嵐はイスラエルを恐れさせました。神は何故それを許したのでしょうか。何故、神は夜通し嵐が続くことを許しましたのでしょうか。何故、神はモーセが水を打ち、波を分けさせるようにはしなかったのでしょうか。神がこの恐ろしい夜をお許しになった理由は何だったのでしょうか。

それは、主は礼拝者を備えるためだったのです。神は最大の危機を抜ける道を、嵐を用いて創っておられました。その時、イスラエルはそれを見出しませ んでした。ある人は自分の幕屋に隠れたでしょう。しかし、外にいた人達は栄光に満ちた光景に証人となることができました。彼らは波が壁となり、海に乾いた 地が現れることを見たでしょう。「見よ、神が私達の為に風を用いて道を造られる。主を賛美せよ。」