2009年11月16日月曜日

心配することは異邦人のすること

「だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。」(マタイ63132

イ エス様は心配すること-将来の家族や仕事、どうやって生活していくかなどを思い悩むこと-は異邦人の生き方だと言っています。ここでイエス様が言われる 「異邦人」とは、天のお父様を知らない人達のことです。彼らは、神様が御自分を彼らに示されたいように、すなわち、優しさに満ち、必要を満たし、愛に溢れ た天のお父様なのだということを知らないのです。

「だから、明日のことまで思い悩むな。」(34) この明白な言葉によって、イエス様はこう、私たちに命じておられます。「明日何が起こるとか起こらないとか、考えたり心配したりしなくともよい。あなた方 は何一つ変えることは出来ないのだから。それに、心配することで何の助けにもならないのだから。もし心配するなら、あなた方は異邦人のすることをしている のです。」そしてイエス様は「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」(33節) と言われました。要するに、あなたはただイエス様を愛し続ければ良いということです。ただ前に進み、すべての心配を彼に委ねていくべきなのです、必ず約束 を守られる神様の内に安らぎを覚えて。あなた方の天のお父様は、生きていく上で必要なものが一切備えられるよう、ちゃんと見届けて下さいます。

神 様を信じている、と告白する人が心配したり心を悩ませたりする様子を見て、天使たちが当惑していないかと思うことがあります。私たちがまるで面倒を見てく れる天のお父様がいらっしゃらないかのように心配する姿勢は、天使たちにとって、神様に対する無礼で失礼な態度と映っているでしょう。天使たちは困惑しな がら、このような質問を投げかけ合っていることでしょう。「天にお父様がいないとでもいうのだろうか。神様が彼らを愛しておられることを信じていないのだ ろうか。神様は彼らのすべての必要をご存知だと伝えなかったとでもいうのだろうか。鳥やその他すべての動物を養われる方は、彼らをも養われ、着物をご準備 されないと思っているのだろうか。神様が力と富のすべてを支配しておられ、被造物すべての必要を満たすことが出来ると知っていたなら、なぜ心配したり恐れ たりするのか。天のお父様が約束を守られなかったかのように、彼らの面倒を見なかったと責めるつもりだろうか。」

あなた方には天のお父様がおられます。彼を信用しなさい。