2008年11月25日火曜日

聖霊の導きのまま歩むとは

「聖霊に導かれて歩みなさい」という御言葉は、一握りの特別な聖徒に与えられているのではなく、すべての人に対して与えられています。ここに、どうやって聖霊の導きを手に入れるかが記されています。「わたしが言いたいのは、こういうことです。霊の導きに従って歩みなさい・・・」(ガラテヤ人への手紙5:16)

1.あなたのすべてをもって、この導きを求めなければなりません。まずは聖霊に、あなたの友、また案内人となって欲しいとお願いするのです。「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(ルカによる福音書11:9)

もしあなたが救われていらっしゃるなら、聖霊はすでに、あなたに与えられています。ただ御霊に、主権を握っていただく様お願いし、すべてをお委ねするのです。心の中で、聖霊の導きに従うのだ、という決心をする必要があります。モーセは後の日のことに関して、こう語りました。「しかしあなたたちは、その所からあなたの神、主を尋ね求めなければならない。心を尽くし、魂を尽くして求めるならば、あなたは神に出会うであろう。」(申命記4:29)

2.聖霊の御声を聞き分けることに集中し、あなたの抱える問題や試みから、目を背けなければなりません。もしもパウロとシラスとテモテが、問題に焦点を当てていたなら、彼らは恐れと絶望感に飲み込まれていたことでしょう。しかし彼らは、賛美と礼拝を捧げることで、神様に焦点を当てていました。

私達が祈る時よく、過去の失敗に焦点を当てることがあります。過去の失敗を何度も再生し、「もしあんな失敗を犯して、神様をがっかりさせていなかったら、今頃はもっと人生の先を歩んでいただろうに」と言います。

過去のことは、すべて水に流してしまうのです。あなたの過去はすべて、イエス様の血潮によって覆われています。そして未来も捨て去るのです。神様だけが、あなたの未来を御存知だからです。その代わり、あなたの思いと心のすべてを、聖霊だけに向けるのです。

3.聖霊との交わりに、時間を割かなくてはなりません。聖霊は、急いでいる者にお語りになられません。忍耐をもって、待ち望むのです。主を求め、賛美を捧げるのです。あなたに囁きかける偽りの声に、耳を貸してはなりません。聖霊がそれらの囁きよりも偉大であること、またあなたが惑わされたり、騙されたりするのを聖霊がお許しになられないこと信じるのです。

「あなたがたの内におられる方は、世にいる者よりも強いからです。」(第一ヨハネ4:4)