2009年3月16日月曜日

神の臨在の秘密

詩篇の31編でダビデは「み前のひそかな所に隠して」と書いています。詩篇は「あなたを恐れる者のためにたくわえ、あなたに寄り頼む者のために/人の子らの前に施されたあなたの恵みは/いかに大いなるものでしょう。あなたは彼らをみ前のひそかな所に隠して/人々のはかりごとを免れさせ、また仮屋のうちに潜ませて/舌の争いを避けさせられます。」と記しています。

ダビデはここでとても重要なことを書いています。それは「真の強さは主に近づくことに由来する。私達の力の強さは主に如何に近くいるかに比例する。」簡単に言えば、イエスに近くいればいるほど、私達はもっと強くなるとのことです。そして私達の必要な力は祈りの密かな歩みから来るのです。もし、私達がキリストに近づくなら、キリスト御自身も私達の近くに来られ,私たちに必要な日々の力を与えられます。これが「み前のひそかな所」です。

旧約聖書では、主の臨在は契約の箱と密接に関係がありました。イスラエルの人は契約の箱が居る所に神の臨在が在ると信じました。そして、人達が移動する時は、彼らは契約の箱をも一緒に移動しました。主の臨在と契約の箱に対する信仰の例が第一サムエル4書に記されています。

悪魔は私達の生における主の臨在を大いに恐れます。彼はキリストの近くにいるクリスチャンを考えるだけで戦慄きます。ですから、サタンの軍団があなたの天の父の臨在のうちに祈る時に、サタン達は叫びます。「神がこのクリスチャンと一緒におられる。この者には神の臨在がある。私達はどうすればいいだろう。」

これで、サタンがあなたの人生から主の臨在を除こうとあらゆる力を使う理由です。それでサタンはあなたの魂が疑いと恐れに苛まれさせようとする理由です。サタンは出来る方法を全て使って、時には「良き」業を用いてあなたがイエス様と時間を過ごすことを阻もうとします。彼はキリストにあるあなたの時間がこの世代の焦りや恐れに打ち勝つようにすることを知っているからです。

神の御言葉は私達が倦む事無く祈るように言っています。これが示すのは何時でもとこでも、祈りを捧げることです。私は私の最も重要な祈りは日々の歩みの中で神に捧げる密かな感謝の囁きであると信じるようになりました。これで神の臨在を認識し続けるのです。