2009年2月9日月曜日

篩に掛けられる時

シモン、シモン、見よ、サタンはあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って許された。(ルカ22:31)

みなさん、サタンは彼の業をおびやかす者だけを篩に掛ける事を知っておいて下さい。特に、最も実を結ぶ可能性がある人を標的にします。しかし、何故悪魔は使徒ペテロを篩に掛けたのでしょうか。何故悪魔は勇んで使徒ペテロを試みたのでしょうか。3年間、ペテロは悪魔追い出し、病んでいる人を癒しました。サタンはイエス様が異なる、聖霊の火と力による洗礼を弟子達に約束されたのを聴きました‐そして、サタンは振るえあがりました。悪魔は神のペテロに対する究極の計画を聞きました。悪魔はペテロや他の使徒たちがやがて行うであろう大いなる業に比べればその三年間の業は取るに足りないものであることを知っていました。ユダーを既に落とし、サタンはペテロの信仰が躓くようにペテロに仕掛けました。

もしかしたら、今あなたは、ペテロのように篩に掛けられているかも知れません。そして、なぜ自分なのかまた、なぜ今なのかと訊きます。まずは、自分が暗闇の国で有名なのを喜ぶべきです。サタンは、あなたが従順の線を越えてなければ、あなたを篩に掛ける神の許しを得ようとしたりしません。それでなければあなたを揺るがし、怖がらせ、嫌がらせ、問題を起こしたりしません。悪魔が終りの日に、あなたが神の教会で重要な役割を担うから、あなたを篩に掛けるのです。神はこの時代に新たな業をなして下さいます。そして、あなたは多くの人に証となるように聖別されています。神はあなたを自由にし、あなたを神の永遠の御旨に従って、備えています。あなたの賜物が、あなたの可能性が大きければ大きい程、神の御旨に従う姿勢が全きものである程、その篩掛けは激しいものとなるのです。

もし誰かが、篩掛けの火を通るとしたら、彼の周りはどうすればいいのでしょうか。イエス様はペテロの躓きが差し迫っていた時、どうしたのでしょうか。イエス様はペテロに「わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。」(ルカ22:32)

私は、このイエス様の素晴らしい愛の例を見たときに、自分が躓く、落ちた人をどのように愛するかを何も知らないと気づかされました。勿論、イエス様は「兄弟よりもたのもしい友」箴言18:24です。イエス様はペテロの良し,悪しを全て知ってから決めたのです。「この人は救うべきだ。サタンもこの人を欲しているが、私はそれよりもっとこの人のことを願っている。」ペテロは真に主を愛していました。イエス様は彼に「あなたのために祈った。」と言いました。イエス様は御父にペテロについての多くを例えば、イエス様がペテロをどれだけ愛しているか、御国でペテロがどれだけ必要であるか、友としてどれだけ考えたかを語ったと思います。

主よ、このような愛の全てを私たちに下さい。もし、私達が兄弟姉妹が妥協したり、問題や災難に逢ったりするなら、イエス様がペテロにしたように助言を与えるほど固くお互いを愛することが出来るようにして下さい。そして、私達に「私はあなたのために祈っている」と言うことが出来るように。

今日、私達は「聖書に書かれている」と言ってサタンと戦うことが出来ます。それは、「わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。」という言葉で悪魔に立ち向かうことが出来ます。「サタン、あなたは私を篩に掛ける許しは得ているかも知れないし、私の信仰を台無しにしようとするかもしれない。しかし、あなたはこれを知りなさい。『私のイエス様は私の為に祈っている』ということを!」