2009年5月12日火曜日

あなたの戦いは主の戦いである。(II歴代誌30:17参照)

この文を書く理由はあなたが戦っているのはあなたのではなく神のものであると気付かせるためです。もしあなたが神の子であるなら、あなたはサタンがあなたに敵対することは確かです。

II歴代誌20章では神の民に多くの兵が攻めた事を記しています。ヨシャパテ王とその民は主を求める、断食することを決めました。そして私達の多くが時折、私達の霊の旅路でしたように王も神に祈りを叫びました。「われわれの神よ、あなたは彼らをさばかれないのですか。われわれはこのように攻めて来る大軍に当る力がなく、またいかになすべきかを知りません。ただ、あなたを仰ぎ望むのみです」。(20:12)「その時主の霊が会衆の中で臨んだ。…恐れてはならない。おののいてはならない。…主の戦いだからである。」

預言者イザヤは悪魔的力にこう警告しています。「あなたはだれをそしり、だれをののしったのか。あなたはだれにむかって声をあげ、目を高くあげたのか。イスラエルの聖者にむかってだ。」(イザヤ37:23)

神は今の私達に言うように、その民イスラエルに言います。「この戦いはあなたへではない。サタンはあなたが繋がっている主、我に対するものである」。神はサタンに言います。「わたしは、あなたの座すること、出入りすること、また、わたしにむかって/怒り叫んだことをも知っている。」(37:28)
あなたに聞きます。あなたの戦いは何処ですか。結婚関係ですか。仕事や事業ですか。あなたの婚約者ですか。あなたの健康ですか。あなたの戦いは益々激しくなっていますか。もしあなたがイエス様に心を委ね、主に心が繋がろうとするなら、あなたは悪しき者の怒りに直面しますが、この戦いはあなたのではありません。

戦いを終えるのは容易いことです。ただ、あなたの恐れと疑いに身を任せればいいのです。サタンは主への信頼を諦めた者は苦しめません。

そうです。戦いが主のものであっても私達には役割があります。それは全く希望が無く、不可能と見える状況の中で、主の約束を信頼し、信じ続けることです。「ヤコブよ、何ゆえあなたは、「わが道は主に隠れている」と言うか。イスラエルよ、何ゆえあなたは、「わが訴えはわが神に顧みられない」と言うか。」(イザヤ40:27)

信仰は全ての問題‐危機的状況、全ての恐れ、全ての焦りを主の御手に委ねることを要求します。そして、私が自分で出来る事をした時に、私は私の戦いは私が左右するのではなく、御手に全てを委ねなければなりません。

私達の主はサタンの憤りを知っています。私達はサタンが働いていることも信じなければなりません。神は私達が洪水と火の中を通らさせ、私達の全ての霊的敵を追い出します。神がなさることが聖書に記されています。「あなたが、わたしにむかって怒り叫んだことと、あなたの高慢な言葉とがわたしの耳にはいったゆえ、わたしは、あなたの鼻に輪をつけ、あなたの口にくつわをはめて、あなたを、もと来た道へ引きもどす』。」(イザヤ37:29)

もし、あなたが信仰に立っているなら、神に信頼し、その約束に平安を持ち、サタンが心に囁く全ての嘘を否むなら、神がその御霊によりあなたの状況に働き、あなたのその戦いを期待通り終わらして下さいます。神は天と地を動かし、あなたを救い、道を与えて下さいます。解決の道は信じ、信じ、信じぬくことだけです。「主は地のはてまでも戦いをやめさせ、弓を折り、やりを断ち、戦車を火で焼かれる。」(詩篇46:9)