2009年3月10日火曜日

誰がこんな生き残りの計画を考えたか

「主の言葉がエリヤに臨んだ、『ここを去って東におもむき、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに身を隠しなさい。』」(列王17:2-3)

エリヤは来る危機を考えたときに、物事は全く希望がないように見えたことでしょう。しかし、神は御自身の忠実な僕の為に計画を持っていました。神はかの預言者に「ヨルダン川の東、ケリテ支流に行きなさい。あなたはそこから水を得ることが出来る。そして、わたしの宅配カラスがあなたに食べ物を運ぶだろう。」といいました。

誰がこんな生残りの計画を考えるでしょうか。かの地を旱魃が覆った時、エリヤは川の支流の水で生かされることを期待出来たでしょう。また、目の前にあるものは全て食べる貪欲の鳥が日々の糧を運んでくれるとはどう想像できたでしょうか。

暫くの後に、その小川は涸れてしまい、エリヤの状況はもっと難しくなります。しかし、神様はまたかの預言者に新しい方向を示します。「立ってシドンに属するザレパテへ行って、そこに住みなさい。わたしはそのところのやもめ女に命じてあなたを養わせよう」(同9節) またもやわたしは疑問を持たざるを得ません-誰が,飢饉の中で、貧しい寡婦が預言者を、何日でもなく、何週でもなく、何ヶ月も最後まで養うとはどう想像できるのでしょうか。しかし、神は真にこの世の最も卑しまれる、取るに足りないものを用いて栄光を現します。神はエリヤに言いました。「あなたが彼女に行き、わたしが言った事を行うなら、あなたは生きる事が出来る。わたしに聞きなさい-導きに従いなさい-あなたは生き残る事が出来る。」

神が私達への計画を持っておられる事は明らかです。神―わたし達の助言者、弁護人、生かす方-は最悪の時を乗り越えさせるべく、神は神の子等悉く、我々に確固たる計画を持っておられます。